大妻女子大学 草稿?テキスト研究所

資料紹介

大妻女子大学図書館所蔵 日本文学?国文学貴重資料

6.『俳諧百一集』とその板木

大本一冊。俳諧画像集。越中の八椿舎康工編画。宝暦14(1764)年5月自序、水竹散人跋、明和2年(1765)4月、京都?橘屋治兵衛刊。書名は「百人一句集」の意。左の写真は芭蕉像と「古池や」発句およびその短評を付した部分。巻頭の芭蕉以下、康工自身も含めて俳人百人を選び、その像と秀吟一句を付し、さらに短評を添える。
右の板木は縦22.5cm、横82.3cm、厚さ1.6cmのもの12枚のうちの芭蕉部分。板一枚につき、表側に2丁(現在でいう4ページ)分、裏側に2丁分の計4丁分が彫られている。

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