今年は、森鴎外生誕160年、没後100年という記念の年であり、さまざまなイベントや施設で盛り上がりを見せています。
森鴎外といえば、本学では、須田喜代次先生が有名な研究者ですが、ご退職となられた今でも、お元気にご活躍されていらっしゃいます。
本学へ長年にわってお力を注いでくださり名誉教授となられた須田先生。
今日は、森鴎外記念館にて、特別展「鴎外遺産～直筆原稿が伝える心の軌跡」の図録が出来上がったということで、近代の先生方へご案内がてら久しぶりに共同研究室へいらしてくださいました。
11/26には、文京シビックセンターのスカイホールにて展示関連イベントとして「森鴎外～ゆかりの地文学フォーラム」というテーマでご講演もなさるとおっしゃっていました。
鴎外記念館より届いたチラシを特別展開始前より共同研前の掲示ではお知らせしていましたが、そこにある入館料200円引きハガキも、さらにお持ちくださり、「学生さんに宣伝してね！」と、追加投入していってくださいました。
火曜日で、先生方がたくさんいらっしゃっており、「お久しぶりです～！」と先生方、須田先生にお会いできてうれしそうにお話しされていらっしゃいました。そして名残惜しそうに授業へ向かっていかれました。
ご退職で大妻から離れてしまわれたことはさみしいことですが、「学校のことがあったら、なかなかできなかったたくさんの鴎外関連の仕事を今やれているから、この記念の年にこういう形で関われて、ほんとによかったな、って思ってね…」と、朗らかにおっしゃられました。教壇を離れてもなお、先生方は、一般の人には成しえないような、長年の研究や勉強を生かし、人々の役に立たれていらっしゃるのですね。
森鴎外記念館の現在の特別展の会期は、2022年10月22日（土）～2023年1月29日（日）です。
須田先生の公演は、事前申し込み制ですので、下記ＵＲＬをご覧になり、お申し込みください。
https://moriogai-kinenkan.jp/modules/event/?smode=Daily&action=View&event_id=0000002197