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井原あや

井原 あや (いはら あや)

プロフィール

近現代文学のなかでも、太宰治の小説や1930年代~1960年代の小説、雑誌(文芸雑誌?女性雑誌など)を研究しています。たとえば文芸雑誌では、投稿欄や読者欄等を分析し、作家?投稿者?読者と〈文学〉の関係を考察しました。また、女性雑誌では発表された小説と誌面の響き合いを確認する一方で〈ズレ〉にも注目し、社会や誌面が要請する理想と読者の現実を検討しています。ほかに教職科目も担当しています。

主な著書?論文

  • 『〈スキャンダラスな女〉を欲望する――文学?女性週刊誌?ジェンダー』(青弓社、2015年1月)
  • 『「私」から考える文学史――私小説という視座』(共編著、勉誠出版、2018年10月)
  • 「死を予見し、死を悼む――太宰治「桜桃」Ⅰ」(松本和也編『テクスト分析入門――小説を分析的に読むための実践ガイド』ひつじ書房、2016年10月)
  • 「『女性自身』と源氏鶏太――〈ガール〉はいかにして働くか――」(『国語と国文学』第94巻第5号、2017年5月)
  • 「復刊後の『若草』――新人小説と早船ちよ」(小平麻衣子編『文芸雑誌『若草』――私たちは文芸を愛好している』翰林書房、2018年1月)
  • 「戦時下の朗読文学――作家?メディア?投稿」(内海紀子?小澤純?平浩一編『太宰治と戦争』ひつじ書房、2019年5月)
  • 「「あけくれ」から「峠」「糸の流れ」へ――『文藝首都』のなかの早船ちよ」(小平麻衣子編『『文藝首都』――公器としての同人誌』翰林書房、2020年1月)

担当科目 (シラバスを参照してください)

  • 全学共通科目
  • 沙巴体育投注_沙巴体育官网-在线app下载現代文学関係科目など
 ※ 講義内容は次のリンクより、シラバスページにアクセスし、教員名で検索してご確認ください。
シラバスで詳細を見る

ゼミの紹介

教員から

ゼミでは、近現代の小説や随筆――明治の作家から現代作家まで、ゼミ生の皆さんが各々の視点で幅広いテーマに取り組んでいます。
ゼミのよいところは、2年間じっくり〈考えること〉〈書くこと〉に向き合える点ではないでしょうか。テーマは違っても、3年生は4年生の発表や取り組み、たとえば調査の仕方や発表資料の作り方、目的の立て方、論の進め方などから卒論とはどういうものか段々と理解していきます。また、4年生は、かつての自分を思い出しつつ、3年生の発表にアドバイスをしながら自分の論文執筆に向って準備を進めます。
授業では皆さんの興味?関心、そして問題意識を確認しながら助言をしています。ゼミという〈場〉は、3年生と4年生、そして教員が互いに意見を出し合い、〈考えること〉〈書くこと〉に向き合う〈場〉です。こうした大切な〈場〉を皆さんと一緒に育んでいきたいと思います。

学生から

私たち井原ゼミでは、主に太宰治や谷崎潤一郎、伊藤計劃、小川洋子を初めとした近代小説作家や近現代雑誌を取り扱って卒業論文の制作やそれに向けた研究を行っています。

ゼミ内での発表の中で、質疑応答や、助言などを学生同士で行うことで、新たな視点が生まれたり、行き詰った時のヒントを得たりすることもあります。比較的人数が多いゼミなので、様々な意見交換ができてとても良い刺激になります。実際に、「自分に卒業論文が書けるのか」という不安を抱いていた私でも、上級生からの助言や同級生からの質問を通して、「今自分が研究したいことは何か」「どのように研究を進めて行けば良いのか」を理解し、卒業論文に向けて、日々研究に励むことが出来ています。また、井原先生はテーマ決めの段階から沢山相談に乗ってくださり、一人一人に対してしっかりと向き合ってくれるので、私たちも楽しく、そして安心して個々の研究に取り組めています!

過去の卒論タイトル

  • 谷崎潤一郎「少年」論――性的嗜好とセクシャリティを中心に
  • 太宰治「斜陽」論――〈破滅〉に注目して
  • 李恢成「伽耶子のために」論――私小説からの脱却と物語世界の再読
  • 景山民夫「遠い海から来たCOO」からみる核の認識と環境保護
  • 沖縄戦の記憶を語るもの――目取真俊「水滴」から見る