レシテーションコンテスト2020

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P1030423島梨花20

P1030407齋藤遥南20

P1030441入賞者10

P1030438全員10trimmed

昨年末の2020年12月22日、英語英文学科1年生の恒例イベントである「第15回レシテーションコンテスト」が開かれました。他の多くのイベントが完全オンライン開催となっている中、コンテスト参加者15名とジャッジを行う教員、そして少数の学生スタッフのみが会場に集まり、そこからコンテストの様子をZoomで配信するという方法で行われました。参加者?スタッフ以外の1年生は全員聴衆としてオンラインで参加しました。

レシテーションコンテストでは、著名な人の英文スピーチや小説の中の英文セリフなどを暗唱し、自分なりに解釈した上で聴衆の前で披露するわけですが、参加者たちは大会の1カ月以上前から先生方と一緒に練習に励みました。わたくし新谷も、11月初旬から連日いろいろな学生と一緒に練習をしました。時にはオンラインで、時には対面でと、だんだんと上手くなり成長していく姿を見ながら、本番を楽しみにしていました。

コンテストでは皆練習の成果が存分に発揮されていたと思います。1位はL. M. MontgomeryのAnne of Green Gables (『赤毛のアン』)を暗唱した島梨花さん、2位はMalala Yousafzai氏の国連でのスピーチを暗唱した橋本侑里香さん、3位はBarack Obama全アメリカ大統領が2016年に広島で行ったスピーチを扱った西春栞さんでした。聴衆学生が選ぶStudents' Favorite賞はMartin Luther King, Jr.の有名な“I Have a Dream”スピーチを暗唱した富島萌さんでした。

コンテストに出場した学生からは以下のような感想がありました。

  • 120パーセントで出来るよう頑張りました。緊張しましたが、レシコンに出れて良かったです。
  • 自分自身を成長させることが出来たと思っています。今回学んだことを継続し、もっともっと実力を高めていきたいです。
  • レシテーションコンテストへの参加で自分に自信がつきました。今まで楽な方に逃げて緊張することへの参加は避けてきましたが、変わりたいと思って今回参加しました。参加して良かったです!
  • はじめて自分からみんなの前で発表しようと決意して挑みました。反省点は多くありますが、やりきりました!

一方、Zoomでコンテストを観覧した学生からは以下のような感想がありました。

  • レシテーションコンテストに参加した学生を見て、自分とクラスが同じ子がとても堂々と発表をしていて刺激を受けました。
  • 同じ文を読んでいても皆さん違った自分なりの表現や話し方をしていてとても興味深かった。
  • 15名のコンテスタント全員の発音がとても綺麗で、それぞれのスピーチを聞いている時間や1人を選ぶために悩む時間がとても楽しかったです。
  • みなさんの発表は、原稿があるのが信じられないくらい自身の言葉のように聞こえました。
  • 発音だけでなく、抑揚や間、表情や身振り手振りに気を配っている方が多くいて、感情がこもりとても聞きやすかったです。
  • レシテーションコンテストに登場した生徒15人全員が何度も練習し、発音なども研究して発表していることが閲覧していて分かりました。
  • 出場者の発表する際の熱意が画面越しでも感じられました。日々努力して練習してきたと思います。改めて発表時の大変さが伝わりました。それぞれ個性があり楽しく拝見させていただきました。

コロナ過の中、練習もコンテスト運営も工夫をしながら行われた、ある意味でとても思い出に残るイベントとなりました。

(英語英文学科准教授 新谷敬人)

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