英語英文学科

千田 誠二

千田 誠二 (ちだ せいじ)

プロフィール

千田 誠二英語教育学(学習)?異文化接触場面での「目標を伴うなど特定の状況に置かれた」人間の内的側面と外的側面の関わり合いに関心を持っています。日本の学校や大学授業において、英語で英語の授業をするにあたっての不自然さや成立のしにくさをなんとかしたいと考えてきました。現在は上記のような場面に従事している立場の人間の語りを中心に研究をしています。個人的な言語使用の営みがその環境下で教室内集団などとどう社会化していくか、言語習得と社会化の過程を見ることが上記の問題を解決する上でなんらかのヒントとなると仮説を立てています。

[ E-mail ]schida[at]otsuma.ac.jp

主な著書?論文

  • Considering the Effects of Reading Quantity in Extensive Reading Activity on Learners’ Reading Processing 和光大学表現沙巴体育投注_沙巴体育官网-在线app下载紀要8号 2008年
  • 「学習者の多読活動の体験に関する質的研究」 中部地区英語教育学会紀要40号 2011年
  • 「大学生の英語学習不安に関する質的研究」-「活動?場面に関する言語データの分析」 中部地区英語教育学会紀要44号 2015年
  • 「学生インタビューを大学リメディアル授業に活かす」~「質的研究」のすすめ~ 雑誌『英語教育』大修館 2015年2月号
  • 「主体的な語りを促す質的な英語学習者理解の試み―大学生のライフストーリー?インタビューを足掛かりとして―」中部地区英語教育学会紀要 45号 2016年
  • 「CLT時代の英語教育学研究に『質的な見方』が求められる背景とはなにか」大妻レビュー(2016年)
  • 「大学生英語学習者は自己表現をどう捉えているか―質的インタビューによる意識面の考察」(2017年)中部地区英語教育学会第46号

担当科目

  • 英文講読「発展」1、2
  • セミナーⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ
  • 卒業論文
  • Extensive Reading (advanced)(basic)
  • 英語科教育法Ⅲ
  • 第二言語習得論(英語教育学)
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ゼミの紹介

教員から

自分が院生の頃の話しです。地方の大学で開催された学会のシンポジウムが終わり、階段の踊り場で英語教育界では著名な先生と幸運にも初めておしゃべりをする機会に恵まれました。著書の数は相当数、またテレビを始めとしたメディアなどで見るその先生の理論は自分にとって「神のルール」のようなものでした。しかし周囲に誰もいない状況で驚く一言をその先生から耳にしました。「授業ってなると自分の性格がどうしても出ちゃうんだよなあ。教師教育だけだったら楽なんだけどな」。この一言は今の自分の研究分野を始めた大きなきっかけでした。自身が研究している分野で培った構え:英語教育にしろ異文化接触場面にしろ人間の「語り」を①出来事?現象?事象、②当人の見方、③その2つがどう混り合って立ち現れたか、をみる構えで当時のあの先生と話せたら…。きっと著名がゆえに自身の弱さと向き合う勇気が持てないことを吐露した姿に、より共感?愛おしさを感じその人間らしさに触れて敬意を抱いたと思います。客観的な認知のみを研究のまな板に乗せてきた欧米の当分野においてここ10数年間、人間の「語り」をテーマとする研究論文が多く現れてきたことに注目しています。
(※でもゼミは学生のやりたいことと折り合いをつけながらでいっか、この時代。って気も… 最近。)

学生から

村上ゼミ写真村上ゼミ写真

  • 私達のゼミでは、「異文化」「自己客観視」を中心のテーマに自分たちがそれぞれ興味、関心を持った事を研究しています。
  • ゼミ内では生徒が主体となり、意見を交換したり、自分自身の興味があるテーマをプレゼンしたりしています。また、各自関心のあるテーマの文献を探したり、研究の過程で必要となる「インタビュー」による言語データを取ったりしていくことで卒業論文にも繋げていきます。
  • 先生は常に生徒の意見に耳を傾けてくれるので、意見が述べやすく、また自分たちが興味を持った事に関しては本当に深く掘り下げ、話を聞いてくださるので自分自身と向き合いながらじっくり取り組む事の出来るゼミだと思います。

過去の卒論タイトル

  • 「英語学習者における不安や緊張の要因」
  • 「英会話のログから分析する自己のアイデンティティ」
  • 「自分を知ることでの自己成長」 ことばのデータ分析を通して
  • 「甘え」からわかる日本人の性質
  • 「自身と英語学習者の動機の解明」
  • 「異文化環境の中で確立するアイデンティティ」